3月1日は解禁。少しでも温暖な地。和歌山県の河川から実績の高い日高川を選んで釣行した。自宅から龍神温泉にナビをセットすると阪和道経由で158km。およそ2時間と読み3時半に出発。予定通り松阪食堂に5時半に到着した。
ご主人は、釣り場に詳しく、川虫(キンパク)も置いてある。女将さんが店番をしていてご主人は「フィッシングライフ」の撮影の場所案内に出かけているとのこと。日釣り券と餌を購入。着替えをして待たせてもらう。徐々に入漁券購入の方が増えきた。ご主人も帰ってきて顔見知りのお客さんに釣り場案内をしている。一段落したところで挨拶。河川の概要をお聞きし本流釣りをしたい旨伝え場所を教えてもらう。
川に下る場所が分かり難いので軽トラで案内してくれるという。なるほど話だけでは迷うだろう。タックルは70-75のゼロの竿、0.2号、イクラと川虫両方いけるようハリは6号を選択。6時半頃に手前の巻き返しを狙ってイクラで第1投。
早速あたりがある。餌を付け替えし第2投。それから入れ食い状態。しかし10~18㎝位で魚籠に入るのは3匹に1匹程度。
対岸へ渡渉し上流のポイントを目指す。よなそうな巻き返しのポイントが現れた。
木っ端を数匹釣ったあとに重々しいあたり。慎重に寄せる。
盛期を思わせるような25㎝のヒレピン。納得の1匹。
このような銀毛タイプのものが多い。後でご主人に聞いて分かったのだが上流に放流したものが下ったとのこと。
この流れでは流心を避け、対岸のへちよりを流す。
細身ではあるが22㎝クラスの天然もの。
第1ラウンドは、9時近くまで釣って、43匹だった。松阪食堂に帰ってご主人に報告すると10cm以上は持ち帰ってよいとの話。小型はから揚げにすると最高と教えられた。それなら100匹以上釣っている。しかし永年15㎝以上と決めてきたのでその信条は変えられない。朝食兼昼食のうどんを食べ、第2ラウンドの候補地を教えてもらう。
適水性の続く大きな淵である。しかし、渡渉ができないため、ポイントは限られている。
マールマークのハッキリしたヒレピンが釣れた。思わず見とれてしまう。
第2ラウンドは6匹で終わった。第3ラウンドは上流へと場所を移動し小雨が降りしきる中、頑張る。
銀毛化したものは釣れなくパールマークのハッキリしたタイプばかりだった。
1時半まで頑張り21匹だった。合計70匹。初めての釣り場でこれだけ釣れたのだから満足。これもひとえに松阪食堂のご主人の熱心なアドバイスによるもの。感謝したい。アユ釣りが始まるころには、朝夕2時間位で幅広の良型が釣れると勧められた。
残念だがその時期には関西にいない。それにしても良き思い出となった。