京都迎賓館

1月17日バスツアーを利用して京都迎賓館へと行った。BSプレミアムで放映されたのを見て是非とも見たいと思っていた。新聞広告を見てすぐ応募したが、滑り込みセーフ。参加者は60名近かった。今は当日も受け付けもあるようだ。迎賓館の概要と受付方法はWEB検索でご覧いただきたい。
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ゲートを潜ると車寄せ。数寄屋作り風コンクリート平屋である。天井材は青銅色にみえるがステンレスの特殊加工との話。当日は15日に降った雪がそこかしこに残っていた。
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玄関の扉は樹齢700年の幅1m50近くのケヤキの一枚板。綺麗に中杢が通っており木材に詳しい人ならその価値は解る。
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天井は吉野杉。テレビでは川上村の山中へ材木商と棟梁が出向き選びだしていた。年月が経たないとその風格は出てこない。本物とはそういうものだ。
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床はケヤキの中杢。尺2寸程度か。綺麗すぎるのが気に食わない。案の定ハイヒールで傷つかないようWPC(プラスチック加工)してあるとの話。
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すぐ聚楽の間である。薄暗い中、座面が鮮やかな赤色の織物の安楽椅子。
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人間国宝早川尚古齋作、竹工芸の花かご。渓流魚籠コレクターとしては是非見たかったものの1つ。さすがに細密で美しい。
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続いて夕映えの間へと。廊下から庭をみると池。人工物の石を配置しているのが現代的。イグサのようなものが植えられている。正面に渡り廊下が見える。ここから鯉に餌をやるのが外国からのお客様に好評らしい。
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東西の壁面には、綴れ織りの織物が飾られている。向かって東側に比叡月映。
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西に愛宕夕照。下絵は日本画家の箱崎睦昌氏。京都らしい情緒が溢れ素晴らしいの一言。
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続いて藤の間。晩さん会などが開かれる一番広い部屋。
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正面にこれも綴れ織りの華やいだ植物の織物が飾られている。
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20ⅿ位の間に柱が1本もない。鴨居を天井から鋼材で吊っているようだ。ハイブリッド工法と言える。これだけ長い鴨居を見たことない。
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向かって右手にある舞台の間仕切りの建具に金細工がしてある。截金というもの。人間国宝江里佐代子氏作。その技法に驚嘆する。
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最後は桐の間。和の晩餐室。24名が座れる輪島塗の座卓が置いてある。
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手拭き漆で仕上げをした珠玉の逸品。これも見たかったものの1つ。
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座椅子も素晴らしい。背に蒔絵で五七の桐の文様が描かれている。
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転じて庭側に視線を向けると軒の桁丸太の見事さに驚く。これだけ長くて太さも均一でまっすぐな丸太があったとは!探すのも大変だっただろう。
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最後に渡り廊下の天井に目を向けるとコウロギの透かし彫り。
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反対側にはアゲハチョウもある。遊び心を感じる。
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渡り廊下を渡ると小舟が置いてある。お客様を乗せ舟遊びをするらしい。初めて乗ったのはブータン国王夫妻とのこと。平安のみやびの世界を感じてもらえただろう。日本建築の長い伝統の粋と美しさを現代の建築技術と融合させる「現代和風」の創造を目指して設計された「京都迎賓館」。一見の価値ありと思う。


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